飛行機に搭乗している時間が長ければ長いほどネット環境に接続できないのは不便に感じると思いますが、JALでは2017年3月31日までのキャンペーンとして「国内線機内WiFiサービス15分無料キャンペーン」を実施しています。15分間のサービスとはいえ機内でメールやSNSが出来るということで好評のサービスのようです。このサービス内容が変更になり、期間限定ながら無料で機内インターネットに接続できるようになります。
追記
JALは国内線機内Wi-Fiサービスを無期限で延長しました。フライオンステイタスにかかわらず利用できるようになっています。
機内WiFiサービスの内容は
JALの国内線機内WiFiサービスはgogo社の衛星接続サービスを利用しており、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどのWiFi対応のデバイスを使って接続します。ネットの閲覧やメール、機内エンターテインメントの30CHのビデオプログラムなどを見ることができます。機内モニターに映るフライトマップも見ることができ、リアルタイムで現在のフライト状況がわかります。
通常の料金プラン
通常時の料金プランには時間制プランとフライト単位で課金するフライトプランの2種類があり、料金の支払いはクレジットカードの利用のみとなっています。
時間制プラン(路線、利用機器にかかわらず均一料金) | |||
路線、利用機器にかかわらず | 30分 400円 | ||
フライトプラン(1フライト料金/使用時間制限なし) | |||
利用機器/路線 | ~450マイル | 451~650マイル | 651マイル~ |
スマートフォン | 500円 | 500円 | 700円 |
ラップトップ&タブレット | 500円 | 700円 | 1200円 |
対象路線
JAL SKY NEXT機材の運航路線は2017年1月現在でかなり増えており主要路線のほとんどでWiFiの利用が可能となっています。
東京(羽田) | (関西)線、札幌(新千歳)線、名古屋線、福岡線、沖縄(那覇)線、女満別線、旭川線、釧路線、帯広線、函館線、青森線、三沢線、秋田線、小松線、岡山線、出雲線、広島線、山口宇部線、徳島線、高松線、高知線、松山線、北九州線、大分線、長崎線、熊本線、宮崎線、鹿児島線、奄美大島線、宮古線 |
東京(成田) | 大阪(伊丹)線、名古屋線、福岡線 |
大阪(伊丹) | 札幌(新千歳線)、沖縄(那覇線)、奄美大島線 |
大阪(関西) | 札幌(新千歳線) |
名古屋(中部) | 札幌(新千歳線)、沖縄(那覇線) |
福岡 | 札幌(新千歳)線、沖縄(那覇線) |
広島 | 札幌(新千歳)線 |
沖縄(那覇) | 宮古線 |
キャンペーン期間
JALの公式ページでは2017年2月1日から8月31日搭乗まで機内WiFi無料となっています。15分間無料キャンペーンの時のように、キャンペーン延長があるかわかりませんが、機内WiFiに関しては通常サービスとして提供してほしいところですね。
利用時の制限
便利に思える機内WiFiサービスですが、使用する上でも制限があります。LINEやSKYPEなどの音声通話サービスは利用できませんし、VoIP、ピアツーピア、ソフトウェアアップデートなども出来ません。また多くの帯域幅が必要となるビデオストリーミングも利用できませんし、コンテンツフィルタリングもかけられています。キャリアメール(ドコモのiモード、SPモード、SoftbankのS!メール、auのezwebなど携帯会社のメール)に関しては携帯各社に確認を取るようにとのJALのアナウンスです。
まとめ
いろいろと利用時の制限はありますが、国内線機内で無料でインターネットが無料で使えることは大変便利ですね。2017年1月時点ではANAにも国内線WiFi接続サービスがあるものの、無料接続サービスは無いようですね。この点ではJALに軍配が上がりそうです。ANAも追随してほしいですね。先日、アメリカン航空はほとんどの搭乗客が自分のスマートフォンやタブレットを持ち込むようになったとの理由から、機内エンターテインメント用のモニターを廃止すると発表しました。確かに機内エンターテインメントの充実と高速接続のサービス提供に重点を置いた方が客は満足することでしょう。JALには無料接続サービスを期間限定ではなく、常設サービス化してもらって快適な搭乗になるようにしていただきたいですね。
ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします。