小型プロペラ機で奄美の空を楽しむ2日間
JALパックからJGCの回数修行におすすめのツアーが出ています。東京・大阪発で1泊2日で奄美群島内を飛び回り16フライトもしくは8フライトを行うというものです。
奄美群島は鹿児島と沖縄のほぼ中間に位置しており、その中心地である奄美大島は鹿児島から約380kmの位置にあります。
これまでもアイランドホッピングツアーの名称で同様のツアーがあり、好評（特にJGC修行僧に）だったようですね。
奄美群島を結ぶ路線は生活路線であり、その維持には一定の搭乗率が必要となりますが、搭乗率が低い閑散期にこのようなツアーがあると路線を維持したい側と、飛行機に乗りまくりたい客（修行僧）とのニーズが一致するという素晴らしい商品なのではないでしょうか。
離島路線を多く抱えるJALグループならではの企画でもあるのでしょう。現状のANAの就航路線ではこのような企画商品は発売できないと思いますが、そもそもSFCの回数修行は既に無くなっているのでSFC修行僧が羨ましがるようなこともないですね。
あまりにツアー客が多くて普段利用する地元の方が搭乗できないとなると話は違ってきますが、そこまでの利用客はいないのでしょう。このただ飛行機に乗るだけというかなり変り種のツアーはどのようなものなのでしょうか。
1泊2日16フライトツアー
旅程【東京発】
旅程【大阪発】
思ったよりハードスケジュールですね！観光の時間はもちろん無いですし、乗り継ぎ時間は25分～100分程度になっているようです。
このツアーに申し込む人は余程飛行機が好きな人か修行僧のどちらかだと思いますので、観光の時間はいらないのでしょう。
ホテルは鹿児島での利用となり、空港近くのホテルと鹿児島市内のホテルが利用できます。
しかし、鹿児島市内のホテルまでは鹿児島空港からリムジンバスで40分程度かかります。また朝食の付かないホテルもあるようなので要確認です。
1泊2日8フライトツアー
旅程【東京発】
旅程【大阪発】
8フライトツアーの方は2日目に少しの余裕があるのでしょうか。
奄美大島もしくは鹿児島で少しの時間ですが観光することも出来そうですね。こちらは徳之島でのホテル泊となりますが徳之島空港からは車で40分程かかります。
気を付けなければならないことも
JGC解脱のために必要な搭乗回数は50回ですので、16フライトツアーに2回参加してすべて搭乗できたとすると32回の搭乗となります。
つまり4日で修行の半分以上を終えられる計算ですね。
しかしこのツアーに参加する上で（特に修行僧の方は）気を付けなければならない点もあります。まず、欠航や引き返しのためにツアーの旅程が継続できなくなった場合は
- 一部搭乗予定区間をカットし、飛行可能な旅程部分だけで旅程を継続
- 残った旅程をすべて中止し、出発地に戻る
このどちらかを自己判断で選択しなければなりません。また1の場合の帰路行程に関わる旅費は自己負担になります。もちろんその手配も自分ですることになります。
さらに悪天候や整備上のイレギュラーによる運航中止、遅延などの理由で搭乗できなかった場合でもマイルとFLY ONポイント及び搭乗回数の積算対象とはなりません。
整備上の問題であればなんとかならないものかとも思いますが、実際に搭乗しないと対象にならないということですねwww
そういう目にあった場合でも「それも修行」ということでしょうか。
このツアーは2017年1月27日～3月24日の間、毎日出発です。気になるツアー料金は東京発で79,800円～175,800円、大阪発で74,800円～168,800円となっています。
申し込みは出発日前日から7日前（21:29まで）とのこと。今年JGCの回数修行を予定している方は、検討してみてもいいかもしれませんね。
プロペラ機の機窓から南国の海を眺めながらの修行も楽しいのではないでしょうか。
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