【SPGカテゴリ変更】日本国内はほとんどがカテゴリーアップで無料宿泊特典はどうなる?


先日SPG(スターウッドプリファードゲスト)のホテルカテゴリーの見直しが発表されました。ホテルカテゴリーは、ポイントで宿泊する際に影響しますので気になるところですが、日本国内のSPG系列ホテルはどうなったのでしょうか?

  日本国内は残念ながらカテゴリーアップが多数!

日本国内のSPG参加ホテルは軒並みカテゴリーアップとなっています。(SPG公式ページ参照)国内20施設中、なんとカテゴリーアップが16施設、据置きが4施設となっています。

基本的には日本のホテルが人気があるためにカテゴリーアップの対象となるのでしょうが、インバウンド需要も一服かと思っていた時期だけに、SPGアメックスカードの無料宿泊アワードを利用したい私にとっては残念な決定です。やはりマリオットとの合併も影響があるのでしょうか。

 

  SPGアメックスカードの無料宿泊アワードへの影響

私はSPGアメックスカードを保有していますが、33,480円の年会費を払っている理由のひとつがカード更新時にもらえる無料宿泊アワードです。この無料宿泊アワードはブラックアウト期間がなく、使い勝手の良いベネフィットです。

唯一の欠点はカテゴリー6までのホテルでしか利用できないことですが、これまで国内のカテゴリー7のホテルは「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」のみでした。今回のカテゴリー改定により「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクションホテル」もカテゴリー7に変更になりますので、SPGアメックスの無料宿泊アワードでは宿泊できなくなります。一度は宿泊してみたかったですが、当面利用することは無くなりそうです

  スターポイントを利用した宿泊への影響

今回のカテゴリー変更はスターポイントを利用した宿泊にも大きく影響が出ることになります。私は基本的にスターポイントはマイルに移行していますが、(20,000ポイント移行毎ごとに5,000ポイントのボーナスがあるため)もちろんスターポイントは無料宿泊にも利用できます。

この無料宿泊特典はホテルカテゴリーによってと必要スターポイントが変わりますが、もちろんカテゴリーが高くなるにつれて、必要なスターポイントも増えることになります。

今回のカテゴリー変更で日本国内ではカテゴリー3のホテルは無くなってしまいました。つまり最低でも10,000スターポイントなければ無料宿泊特典が利用できないことになります。スターポイントで宿泊してなおかつ、SPGアメックスを保有することで獲得できるゴールドプリファードゲストのベネフィットを受けるというお得さが薄れてきました。

 

  まとめ

今回のカテゴリー変更でこれだけ日本のホテルのカテゴリーを上げたということは、それだけ日本のホテルを評価したということになるのでしょうか。某掲示板でもこのカテゴリー変更について話題になっていますが、消費者の立場で見るとインバウンド客の減少も囁かれる中でのこの決定は、施設の老朽化等というホテル個別の状況はあまり考慮していないのではないかと思ってしまいました。

今回のカテゴリー変更の適用は2017年3月7日からになりますので、それまでは現在のカテゴリー基準での予約が可能です。2018年にもカテゴリー変更の可能性はありますので、早めにカテゴリー6のホテルを利用した方がいいかもしれませんね。

 

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