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【SFC修行2017】PP(プレミアムポイント)単価について考えてみた

  そもそもSFC修行とは

そもそもSFC修行とはどういうものでしょうか。ANAにもJALにもラウンジの利用や各種優先サービスが受けられるステイタス会員の制度があり、毎年1月から12月の搭乗実績によって翌年以降のステイタスが決まります。

このように上級会員のステイタスを維持しようと思ったら毎年かなりの搭乗実績が必要になり、出張族でもない限りステイタスの維持はかなり困難なものとなっています。

対してSFC(スーパーフライヤーズカード)は一度取得するとクレジットカードの年会費を払い続けるだけで、一定の上級会員のサービスを受けることができます。

このSFCを取得するときの条件は50,000PP(プレミアムポイント=飛行機の搭乗すると獲得できるポイント)を達成することになりますが、出張族以外の大抵の人はこれを達成するために用事もないのに飛行機に乗ります。このようにただSFCを取得するために飛行機に乗りまくることを「SFC修行」というのです。JALの場合はJGCという会員制度があり同じように「JGC修行」をする人がいます。私もそうでした(笑)

  SFC修行の際に気になること

さて、SFC修行をする際に皆さんが気にすることの代表的なものといえば、費用、時間、家族の同意でしょう。50,000PPを達成する搭乗方法はいろいろなパターンがありますが、基本的に修行に係る費用を浮かせようと思ったら、時間がかかり家族の不満が出ます。逆に家族の時間を大事にするべく少ない時間で修行を行おうとすると費用がかかり、家族の不満が出ます(笑)

私は2014年にJGC修行を行いましたが、妻に内緒で計画したためにあとで使った費用がばれてしまい大変な目にあいました。表題のPP(プレミアムポイント)単価というのはSFC修行をするための費用が高いのか安いのかの一つの指標になるものですので、修行前によく理解しておくことが重要になります。

  プレミアムポイントとは

SFC取得の条件となるプレミアムポイントとはどういうものなのでしょうか。プレミアムポイントとは、ANAの上級会員制度であるプレミアムメンバーサービスのステイタス取得に使われるポイントで、年間(1月~12月)で積算して翌年には繰り越すことができません。

せっかく12月までせっせと貯めても歳が明けるときれいに0になっています(笑)またクレジットカードの利用などでも獲得できるマイルとは異なり、純粋に飛行機への搭乗でしか貯めることができません。もちろんマイルとの合算もできないことになります。

  プレミアムポイントの計算方法

プレミアムポイントの計算方法は区間基本マイレージを基に予約クラス・運賃種別ごとの積算率、路線倍率、搭乗ポイントを加算して計算されます。

 区間基本マイレージ

上図のとおり区間基本マイレージがプレミアムポイント計算の基本になります。もちろん搭乗距離が長いほど区間基本マイレージも多いのでプレミアムポイントも多く獲得できることになります。

 予約クラス・運賃種別ごとの積算率

国内線積算率

区間基本マイレージに対する積算率積算対象運賃
150%・プレミアム運賃・プレミアム小児運賃・プレミアム身体障がい者割引運賃
125%・プレミアム特割・プレミアム旅割28・プレミアム株主優待割引運賃・プレミアム小児株主優待割引運賃
100%・片道運賃・往復運賃・ビジネスきっぷ・出張@割・ビジネスリピート・小児運賃・身体障がい者割引運賃・介護割引・シャトル往復運賃・各種アイきっぷ・プレミアム個人包括旅行割引運賃・国際航空券(国内区間)など
75%・特割(ABC)・特割1・特割3・特割21・特割28・特割45・特割55・特割60・特割75・特定便乗継割引・乗継特割・乗継旅割・株主優待割引運賃・小児株主優待割引運賃・いっしょにマイル割(同行者)など
50%・個人包括旅行割引運賃・包括旅行DP割引運賃・訪日包括旅行DP割引運賃・DP限定旅行用特割運賃(包括旅行MDP割引)・スマートU25・スマートシニア空割・旅割Xなど

check!プレミアムクラス利用時のマイル積算について

プレミアムクラスに料金を支払ってアップグレードした場合、もともと購入している運賃の積算率に一律プラス50%が積算されます。つまり旅割の運賃で購入していた航空券をプレミアムクラスにアップグレードした場合、75%+50%=125%の積算率になります。ただし、特典航空券やいっしょにマイル割(本人)等、マイル積算対象外の航空券との併用でプレミアムクラスを利用してもプラス50%の対象とはなりません。

国際線積算率

座席クラス予約クラス区間基本マイレージに対する積算率
ファーストクラスF150%
A
ビジネスクラスJ150%
C,D,Z125%
P70%
プレミアムエコノミーG,E100%
エコノミークラスY,B,M100%
U,H,Q70%
V,W,S,T50%
L,K30%

 路線倍率

国内線2倍
国際線ANAグループ運航便の日本発着アジア・オセアニア路線1.5倍
ANAグループ運航便のその他路線、スターアライアンス加盟航空会社運航便1倍

どういう理由かわかりませんが搭乗距離の短い国内線の方が2倍で、長い国際線の方が1.5倍だったりします。ANAの方からプレミアムポイントを貯めるには国内線の方が国際線より割がいいよと言っているようなものですから国内線搭乗回数を増やした方がメリットが大きいのでしょうか。

 搭乗ポイント

国内線

対象運賃搭乗ポイント(一区間)
プレミアム運賃、プレミアム小児運賃、プレミアム身体障がい者割引運賃、プレミアム特割、プレミアム旅割28、プレミアム株主優待割引運賃、プレミアム小児株主優待割引運賃、片道運賃、往復運賃、ビジネスきっぷ、出張@割、ビジネスリピート、小児運賃、身体障がい者割引運賃、介護割引、シャトル往復運賃、特割(特割A/B/C)、特割1、特割3、株主優待割引運賃、小児株主優待割引運賃など400ポイント
乗継特割、特定便乗継割引200ポイント
各種アイきっぷ、国際航空券(国内区間)、旅割21(旅割21A/B)、旅割28、旅割45、旅割55、旅割60、旅割75、旅割X、乗継旅割、いっしょにマイル割(同行者)、「スマートU25」運賃、「スマートシニア空割」運賃、プレミアム包括旅行割引運賃、個人包括旅行割引運賃、包括旅行DP割引運賃、訪日包括旅行DP割引運賃、DP限定旅行用特割運賃(包括旅行MDP割引)など0ポイント

check!SFC修行を国際線も利用して行う場合は注意が必要です。国際航空券で発券している日本国内線区間は、プレミアムポイント自体は積算されますが、運賃にかかわらず(マイル積算の対象であっても)搭乗ポイントの対象外となります。

check!料金を支払ってプレミアムクラスへアップグレードした場合の搭乗ポイントは、元々購入した運賃に準じることになり、例えば旅割を購入してプレミアムクラスへアップグレードしても搭乗ポイントはつかないことになります。

国際線

ANAグループ運航便
座席クラス予約クラス搭乗ポイント(一区間)
ファーストクラスF/A400ポイント
ビジネスクラスJ/C/D/Z/P
プレミアムエコノミーG/E
エコノミークラスY/B/M
U/H/Q/V/W/S/T/L/K0ポイント
スターアライアンス加盟航空会社運航便
対象予約クラス搭乗ポイント(一区間)
ファーストクラス・ビジネスクラスで積算の対象になる各種予約クラス、エコノミークラス普通運賃の予約クラス「Y」
上記以外0ポイント

プレミアムポイントの計算方法についてはシュミレーションのページへどうぞ。

  PP(プレミアムポイント)単価とは

SFC修行は50,000PPを達成するために飛行機に搭乗することになりますが、誰しもなるべく少ない費用で達成したいと思うことでしょう。PP単価は1PPを何円で獲得できるかというもでありSFC修行の計画をたてる上で重要な数値になります。もちろん単価が低い方が修行の費用を抑えることが出来ます。その計算式は単純で次のようになります。

PP単価=PPを獲得するために要した費用(航空券代)÷獲得したPP

具体例を挙げてみたいと思いますが、ここでは路線倍率が一番高い(PPが貯まりやすい)国内線利用の場合を例に、羽田~沖縄(那覇)の単純往復にかかる費用とPP単価を見てみたいと思います。

さらに前述したように少ない費用で50,000PPを目指す場合(旅割75を利用)と費用はかかっても少ない日数で50,000PPを目指す場合(プレミアムクラスを利用)に分けてみたいと思います。

少ない費用で50,000PPを目指す場合(2017/4/24の例)

路線航空運賃獲得PP
羽田~沖縄(那覇)ANA461便15,290円1,476
沖縄(那覇)~羽田 ANA994便13,590円1,476
羽田~沖縄(那覇)ANA47313,590円1,476
沖縄(那覇)~羽田 ANA472便16,490円1,476
合計58,960円5,904

PP単価=58,960÷5,904=9.99円/PP

PP単価は約10円となりますね。獲得PPが5,904PPですので羽田~沖縄(那覇)間を1日単純2往復しても約9日かかる計算になります。また同じような金額設定の日に修行を行うとしてPP単価10円×50,000PP=約500,000円程度の費用がかかることになります。(運賃は日によって変動するので増減があります。)

費用はかかっても少ない日数で50,000PPを目指す場合(2017/3/8の例)

路線航空運賃獲得PP
羽田~沖縄(那覇)ANA463便49,290円3,352
沖縄(那覇)~羽田 ANA462便37,490円3,352
羽田~沖縄(那覇)ANA47540,190円3,352
沖縄(那覇)~羽田 ANA474便49,290円3,352
合計176,260円13,408

PP単価=176,260÷13,408=13.15円/PP

PP単価は約13円となりますね。獲得PPが1日で13,408PPですので羽田~沖縄(那覇)間を1日単純2往復すると4日で修行を終えることが出来る計算です。ただし、費用はそれなりにかかることになり、同じような金額設定の日に修行を行うとしてPP単価13円×50,000PP=約650,000円程度の費用がかかることになります。(運賃は日によって変動するので増減があります。)

このようにPP単価を計算することで、どの修行ルートが効率的なのかどうか比較することができますね。プレミアムクラスに搭乗する場合と普通席とでは体力的にも負担が大分違いますので一概にどちらが良いとは言えませんが、一応の目安にはなると思います。

  まとめ

PP単価は日によってあるいは搭乗する便によって違ってきますので、上の例はあくまでも参考です。PP単価9円程度の計算になる日程も十分可能だと思います。また、地方の方であれば宿泊が必要になる場合もあり、宿泊代も修行の費用に入れなければならなくなります。とにかく安く修行を済ませたい人もいれば、金銭的な余裕はあるけれども日程調整ができないという方もいるでしょう。

せっかく飛行機に乗って修行を行うのですから自分に合ったプランを立てるのが理想ですね。あれこれプランを考える時間もまた楽しいですよね。私の場合は時間はあってもお金がないので十分なマイルを貯めてSFC修行をしてみたいですね。(マイルでSFC修行をする方法については別記事にしたいと思います。)

追記!記事にしました。

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